木彫り

彫刻刀と木で創る立体造形

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彫刻刀は本数が増えるほど難しく見えますが、初心者が最初に覚えるべき役割は案外はっきりしています。一般的な5本セットの平刀・切出し刀・三角刀・中丸刀・小丸刀があれば、線、輪郭、面、溝の彫り分けまでひと通り届きます。

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木彫りを始めるとき、最初につまずく原因は彫刻刀よりも、じつは木の選び方にあることが少なくありません。はじめて材料を買う人や、100均の板でうまく彫れずに手が止まった人には、まずシナ(バスウッド)から入るのが堅実です。

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木彫りの最初の一作に迷うなら、ティー〜デザートサイズのスプーンがちょうどいい題材です。目安としては140×40×15mmほどの針葉樹か桜の小片に、刃物と#60・#120・#240・#400の紙やすり、安全手袋、食品対応オイルをそろえれば取り組みやすくなります。

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最初の1体に何を選ぶかで、木彫りの入口の景色はずいぶん変わります。この記事では、円空仏を題材に、30mm角の檜材と平刀・丸刀・印刀・三角刀の最小構成から、手のひらに収まる高さ約12cm前後の一体を安全に彫り始める道筋をまとめます。

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木彫りの授業で握り慣れたゴム柄からサクラ柄の彫刻刀に替えたとき、手に当たる感触のやわらかさがまず違い、長く彫っても指先が痺れにくいことに気づきました。学童用セットでは物足りなくなった大人の趣味層には、見た目よりも鋼材と刃形、そして柄の作りで選ぶほうが、道具との付き合いが長く続きます。

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この記事では、下描きから荒取り、切り込み、丸み出し、細部、研磨、仕上げまでを順を追って解説し、初心者が自宅で小さな木彫り動物を完成させるための実践的な手順を示します。準備すべき道具は多くありませんが、参考になる「最低限の道具構成」とその概算例を以下に示します(価格は店・時期・メーカーで変動します)。

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井波彫刻やJapan Woodcraft Association Horimonoが伝えてきた日本の手彫り木彫は、欄間や寺社建具の世界だけの話ではありません。この記事は、木彫をこれから始める人に向けて、丸彫り・浮彫り・沈め彫り・透かし彫りの違いを見分け、シナ・ホオ・ヒノキから最初の一枚を選び、

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木彫りの仕上げは、置いて眺める作品ならワックス、手で触る小物ならオイルかオイル+ワックス、スプーンのように食品が触れるものは食品適合表示のある浸透系オイルが軸になります。屋外ではどれも防水塗膜ほどの強さはないので、風雨にさらす前提なら選び方そのものを少し慎重に見直したほうがいいです。

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彫刻刀は、切れなくなったら買い替える道具ではなく、砥石で刃を立て直して使い続ける道具です。この記事では、自宅に中砥石の#800〜#1000と仕上げ砥の#3000があれば再現できる基本の研ぎ方を、木彫りを始めたばかりの方にもわかる順序で整理します。

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筆者の経験では、15〜20cmほどの浅浮彫り壁飾りは週末の2〜3セッション、合計の作業時間で目安として6〜12時間ほど(図案の複雑さや工具の有無で増減します)で玄関や机まわりに飾れる一枚に仕上がることが多いです。